世界三大ほとんど解明されてないとされる、「宇宙」、「深海」、「脳」について解説します。

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宇宙で1年過ごした人間の体はどうなるのか?

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■宇宙空間で生活することのリスク

私たちは、常に重力がある環境で生活しています。

 

宇宙には重力がありません。

 

常に無重力の状態で生活をすると、人間の体はどうなってしまうんでしょうか?

 

まだ分からないことはたくさんあるようですが、残念ながら良いことはあまりなさそうです。

無重力の環境下にあると、筋肉を使う機会がありません。

 

筋肉を使う事によって筋肉は構成物質を入れ替えるため、使わなければ衰えます。

そして、筋肉によって刺激を受けていた骨も、弱くなっていくようです。

 

骨密度が低下し、地球に戻ってきたときには転んだだけで骨折、ということもあるそうです。

 

もうひとつの問題は、宇宙線と呼ばれる有害物質です。

宇宙線は放射性物質と似ており、DNAを破壊すると言われています。

 

地球で生活している我々は、地球にある大気によって被爆する宇宙線をかなり減少させているようです。

 

大気がなく、直に宇宙線を受けてしまう宇宙空間では、1日過ごしただけで地球で過ごしたら 、半年分の宇宙線を被爆してしまうようです。

 

地球で誕生した我々は、宇宙に適用するための進化をまだ出来ていないのかもしれません。

■宇宙に1年間滞在すると人の体はどうなるのか?

NASAは、どうすれば宇宙空間で人間が長く生活できるのか実験をしているようです。

 

その研究の一環として、アメリカ人宇宙飛行士の「スコット・ケリー」さんは、宇宙に1年間滞在する「Year in Space」というミッションを行っています。

1年間人間が宇宙に滞在することで、代謝活動や神経活動、体内時計までしっかり検査し、

 

「人間が宇宙空間で生活するためにはどうすればいいか?」

 

ということが研究されているようです。

 

この1年間でケリーさんが宇宙空間に放出する「ウンコ」の量はなんと81キロもあるそうです。

もしかするとこのウンコがいつか地球外生命体によって回収され、研究されているかもしれませんね。

 

宇宙空間に自分のDNA情報が詰まった何かを流す、というのは夢がありますね。

 

ちなみに、人類で最も長く宇宙に滞在した記録を持つ人は、ロシアの「ゲナデイ・パダルカ」さんだということです。

 

滞在記録はなんと、通算「878日間」とか

 

一年が365日ですから、2年以上も宇宙で生活していたなんて凄いですね。

宇宙で生活した経験を持つ人を、とても羨ましく思います。

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