★地球の衛星 -月-
今回の記事では、月の魅力についてお伝えしたいと思います。
まずは基本データから
月は、地球の唯一の衛星です。衛星とは、星の引力につられてその星の周りをグルグル回っている星のことです。
ちなみに、地球は太陽の衛星になります。地球は太陽の周りをグルグル回ってて、月は地球の周りをグルグル回っている、 という関係になるんですね。
月の大きさは、地球の4分の1ほどです。質量に至っては地球の81分の1程度しかありません。
それでも、夜になると月は大きく見えます。それは、地球と月が非常に近い位置関係にあるからです。
地球からの距離は、約33万4400km程度です。
太陽と地球が1億5000万km程度の距離ですので、かなり近いようです。
★月の誕生秘話
今から約45億年ほど前、大きな星が地球と衝突しました。
衝突で飛び散った地球のかけらと、ぶつかった星のかけらが合体して、月は誕生しました。
この現象は、「ジャイアント・インパクト説」と言われています。
ここで、何故かけら同士が合体して1つの星になるのか?ここに疑問に思った方もいると思いますので、簡単に解説します。
全ての物質は引力を持っています。すなわち、他の物質を引き付ける力ですね。
星も同様に引力を持ち、他の星を引力で引っ張っています。
引力によって、星と星同士が合体し、一つの星になることができたんですね。
ちなみに、衛星が対象の星と合体しない理由は、外に逃げる力と引力がちょうどバランスがとれているからです。
月のうさぎの秘密
夜に月を見ると、黒い模様でうさぎが餅をついているような模様がありますよね。
月にはクレーターが数多くあります。水や大気がないので、クレーターがそのまま残るようです。
そして、クレーターは我々からだと白く見えます。
黒く見える所は平地になっていて、玄武岩という黒い岩で出来ている部分になります。
この玄武岩の配置がいい感じにうさぎの餅つきのように見えているわけですね。
月を眺めるとき、また確認してみると面白いかもしれません